平成28年度岸和田市在宅医療介護連携推進協議会総会の開催について

 多職種による在宅医療介護連携推進体制の構築を図るため、20近い団体の協力を得て本協議会を立ち上げましたが、今日までの活動から、在宅医療に特化すると、多数の参加団体が関わる機会を制限され、連携の希薄化が課題として挙げられました。
そこで、2013年度の事業で明らかになった自宅死亡での検死の問題にスポットを当て、三師会や地域包括支援センター、民生委員、行政と連携した独居高齢者の孤独死を防ぐ見守り活動として「暮らしの安心プロジェクト」を本年度より開始し、多職種間の繋がりの強化を図りました。
 また、本協議会の目的は「在宅医療介護連携推進」であり、在宅に関する活動であることが基本であることから、多職種がどのように活動することで高齢になり障害や命に関わる疾患に罹患しても、可能な限り長く住み慣れた自宅で過ごせるよう「在宅限界点を高める」ことができるか、皆さんと一緒に考えていきたいと存じます。
 つきましては、前述の2つのテーマを今後の活動の柱とし、目的意識を共有するため下記のとおり総会を開催いたしますので、時節柄ご多忙とは存じますが、関係職種お誘い合わせの上ご出席賜りますようよろしくお願い申し上げます。

【日 時】平成29年3月25日(土)午後2時~

【場 所】岸和田グランドホール(岸和田市小松里町2512)

【内 容】1.岸和田市在宅医療介護連携推進協議会活動報告及び今後の活動について

      2.特別講演「我が国の突然死の実態と高齢者への対応」
            近畿大学医学部附属病院心臓血管センター教授 栗田 隆志 先生

【対象】協議会構成団体、関係職種